プラズマとは
2021/07/01
プラズマは物質の第 4 の状態です。通常、物質には、固体、液体、気体の 3 つの状態があるとされています。一般的な要素である水では、氷、水、蒸気という 3 つの状態があります。これらの状態の違いは、関連するエネルギーレベルです。氷に熱の形でエネルギーを与えると、氷は溶けて水の形状になります。さらにエネルギーを加えると、水が蒸気になります。蒸気にさらに多くのエネルギーを与え、摂氏 11,700°C あたりまで加熱すると、蒸気は成分ガスに分離し、導電性を持つ、あるいはイオン化するようになります。この高エネルギーのイオン化したガスをプラズマと呼ぶのです。
プラズマ切断はプラズマ流を使用して、エネルギーを導電性のあるワークピースに移します。プラズマ流は一般に、窒素、酸素、アルゴン、さらにはエアなどのガスを細いノズルから押し出します。外部の電源装置で生成された電流がガスフローに十分なエネルギーを与えてイオン化し、華氏 40,000˚ F に達するプラズマアークを形成します。このプラズマアークがワークピースを溶融して切断し、溶融金属を吹き飛ばします。
Hypertherm,Incウェブサイトから引用